建物の構造によって設備は違いますが、“雨水槽”の他に、“排水槽”は、汚水槽、雑排水槽、合併槽、湧水槽などの種類があります。

雨水槽

建物が、道路に敷設されている雨水用下水管よりも低い所に建設されている場合や、集中豪雨の時に雨水を一時的に貯め、排水量を調節し、水害が起こらないようにする為の槽です。

湧水槽

地下水を貯め、一定量になったら、水中ポンプで排水する為の槽です。

汚水槽

汚水とは、トイレから流れる排水のことです。公共下水より低い位置にトイレ等を有している建物の地下に設置されている場合や、地下にトイレ等の、下水本管より低い位置に排水施設がある場合に、一時的に汚水を貯め、排水ポンプで下水本管に排水する為の槽です。

雑排水槽

雑排水とは、台所、洗面所、洗濯機、浴室から流れる排水のことです。地上階は自然勾配でいくのが普通ですが、地下などは自然勾配では公共下水の位置より低い位置になりますので、その排水を貯めて、ポンプで排水をします。

合併槽

合併槽とは、便所からの排泄物を含む汚水のほか厨房施設、入浴施設などからの雑排水を併せていったん貯留する槽のことです。

定期清掃を

建築物衛生法で排水に関する設備の清掃を6ヶ月以内ごとに1回、定期的に行わなければならないとしています。
※貯水槽の清掃は1年に1回です。

また、排水槽と同様に、“排水ポンプ”も、汚水・雑俳・湧水・雨水ポンプなどの種類があります。それらの交換なども必要になっていきます。
各槽は一度溜まると、ポンプで排水しても完全に水が抜けるわけではありません。
流されきれなかったものをそのまま放置すると、衛生上問題があり、ゴミなどが付着しやすく故障の原因となります。

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